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実生活について

卒業生からのメッセージ

皆さん、こんにちは。
私が通っていたのは、まだ北星余市に制服があって、本格的な受け入れもしていなかった頃なので、これを読んでいる皆さんに参考になるかどうか判らないのでちょっと、ためらったのですが・・・

私は、生まれつき「甲状腺機能低下症」と言って成長する機能が止まってしまう病気でした。それに気付いたのは3歳児検診の発育検査の時だったらしいのですが検査の為、札幌の北大病院で「よく、今まで生きてましたね」と言われたそうです。

そんな事もあって、幼稚園の頃は他の子と比べてかなり小さかったり動作も鈍く、小学校に上がっても簡単な足し算・引き算から理解できずクラスの男の子から毎日のようにいじめられたりして、友達が出来ないまま中学まで、進んでしまいました。友達が出来ない理由の一つには、宿題を忘れて行ってしまうので同じ班の子達に結構迷惑を掛けた事もあります。幾ら考えても、解らない宿題ほど苦通なものはありませんでした。何せ、1番肝心な足し算・引き算からつまづいてるのですから、解るわけが無いんです。

小学1年の時の担任は、結構年寄りで授業中みんなが黒板の問題を解いている間理解できない頭でそれでも考えていた私を自分の孫の様に扱い私を棚の上に乗せ「飛んでごらん」と言ったり、その先生は私を可愛がってたのかも知れませんが、私はそれがすごーく嫌で、でも、先生なので口答えすることも出来ずいつも、言われるままにしていました。

5年の時には、別の先生に「幾ら考えたって解らないものは解らないんだ」と冷たく言われたきり、教えてくれもしなかったし、そのまま、中学に上がってしまって小学生並みの計算しか出来ない私はますます落ちこぼれでいつも、私には劣等感が着いてまわりました。

中学3年の時、担任の先生から「余市にとてもいい学校があるから」と北星余市を薦められました。入学が決まって、それまで友達が居なくてクラスの男子からも馬鹿にされてた自分を知る人が誰も居なかったので逆に心機一転「自分を変えよう」と思い、入学しました。同じクラスになった人達とも、自分なりに積極的に会話に入るようにしました。誘われて入った合唱部も、とても楽しかったしそれまでに無い充実感がありました。

鈴木真弓(旧姓・米山)さん

学校の先生たちを、それまで、こんなに身近に感じたことも無かったし先生に自分のことを解ってもらおうと思う事自体、馬鹿らしいと思っていました。理解してくれないのが当たり前と思っていました。所詮、学校の先生なんてものは頭のいい人しか可愛くないんだと思っていた自分の考えが、ここの学校で変わりました。職員室の入り口はいつも、開けっぱなしでとても、入って行き易い感じでした。何より、先生たちに自分が無視されていなかった事が良かったのかも知れません。

私はいわゆる「ヤンキー」(昔はツッパリと言ってました笑)では無かったけど北星へ行くようになってからは、外見は恐くても本当はいい人なんだって思えるようになったし、それまでの学校生活で良い想い出の無かった私には北星余市の3年間は、すごく楽しくて、あっという間に終わった青春でした。

母も、中学までは学校の事など殆ど話さなかった私が北星へ行くようになってからは、家へ帰るとびっちり、その日の有った事を話すようになったので、「明るくなった」と言っていましたし、私の学校へ来るのが楽しかった様です。(笑)

もちろん、私が居た頃も煙草・シンナー等見つかって謹慎処分を受けた人達の出入りが激しかったけど、みんな卒業式では感動で涙が溢れて校歌も、贈る歌も歌えない程でした。私も卒業式で泣けたのは初めてでした。小中学校では、しらけてましたから・・・・・北星余市だったから、泣けたのだと思います。他の学校では味わえない感動が、北星余市にはあります。

私も、この学校に出会えてなかったら、未だに劣等感を引きずったまま自分に自信の持てないまま駄目な人間になっていたかも知れない。未だに、友達も出来ないままつまらない人生を歩んでいたかも知れない。何事も始める前に諦めていたかも知れない。「自分に出来るわけが無い」と思い込んでいた自分を変えてくれた北星学園に感謝しています。
最近、テレビ等でよく取り上げられていて懐かしく見ています。年齢も世代も全然違うのに、生徒達に親しみを感じるのは同じ学校を出た仲間意識があるのかな?(笑)私たちが居た頃と、校舎がすっかり変わっちゃって少し淋しい感じもしますが、3年間小樽からバスで通ったシリパの風景は変わらず、今も大好きな風景です。

今居る、在校生にも、これから北星に来ることを考えてる子達にも「頑張れ!」のエールを送りたくて・・・・
気が付いたら、長々と書いてしまいました。(^^; すみません
文章、長くなってしまいましたが、私の想いが伝われば幸いです。
最後まで読んでくださってありがとうございました。m(_ _)m

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