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実生活について

卒業生からのメッセージ

とりあえず何をしても中途半端。

とりあえず何をしても中途半端で、勉強が嫌いどころかイスに座って何時間も勉強するなんて大嫌いでした。広島の高校もそう長くは続けられなかったし、そこでは当たり前の様にイジメもありました。

私はいつも一番安全な立ち位置にいて、イジメがあるのは分かっていたけど、あえてそこに自分から首を突っ込んで止める事もしなかった。段々朝が起きれなくなっていつの間にか夜行性に。そして水商売や居酒屋で働いてもやはり中途半端な私は、すぐに仕事を辞めて毎晩友達とバカ騒ぎしてバイクに乗ってみたり、時には警察にお世話になる事も。。その度に親に連絡が行き迎えに来てもらう事もありました。

ワクワクしてはじまった北星生活。今ではそんな日々が一生忘れる事のない宝物です。

正直言って不安は1つもなくて、猪突猛進な私はむしろワクワクしていました。初めての寮生活は知らない人との生活で、素を見せるのに時間がかかる私は中々慣れる事も出来ず、すぐに学校を辞めたいと思いました。その度にタイミング良く?謹慎処分になり地元へ。一年生はその繰り返しで2、3年生は友達と親に支えられ何とか学校を続けられました

在校中は毎日が退屈で門限もあるし、友達と浜で語り合う事が唯一の癒しで一番の思い出です。
卒業するまでずっと早くこの牢獄から抜け出したくてうずうずしていたけど、今ではそんな日々が一生忘れる事のない宝物です。

今では在校中の思い出に浸りたくて戻りたい!って思う気持ちもあるけど、当時はそんな事全く考えもしませんでした。でもたくさんある高校の中で北星という高校を選んで、中途半端な私も変わる事が出来て、一番の親友達にも出会えて、本当に良かったと思います。

今私は一児の母をしています。私の母はすごく厳しく、幼い頃は嫌いな食べ物を残しては食べるまで家に入れない!と味噌汁片手に外に放り出される事があったり、門限を一分でも遅れたら鍵を締められ、何十分も入れてもらえるように説得していました。母の様に厳しくは絶対ならない!と思っていたけど、いざ自分に子供が出来てみるときっと母の様な子育てをするのだろうなと思います。

教育について、社会に訴えかけたいこと。子供達に目を向けること。ネット社会の今は特に目を光らしていないと、たった1つの過ちが大きく人生を変えてしまう事もあると思います。軽いノリで暴言をネットに載せ逮捕!なんて感じの世の中だし、親になって初めて親って本当に大変なんだと気付きました。笑

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