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実生活について

卒業生からのメッセージ

自分には「何も無い」ことを思い出した。

北星余市に在学中、同級生や先生におんぶに抱っこだったので少しは学校の役に立とうと思ったまでは良かったものの、自分には「何も無い」ことを思い出した。

北星余市への入学が決まるまでの15年間、一切勉強らしい勉強をしなかったことと、一部のクラスメートから体のことでからかわれてたこと以外、特に何か特徴のある生活や性格も無いまま生きてきた。勉強が嫌いだから高校なんて別に行っても行かなくてもどっちでもよかったし、何なら行きたくなかった。中学の担任と親が「高校に行け」って言ったから行くことにした。ほんとにそれだけだった。北星に入学が決まっても「合格」の文字は確かに嬉しかったけど、その翌日ともなれば「あと3年も勉強すんのか、めんどくせぇ」って思ってた。なので悪い意味で入学前の不安とかもなく、嫌なら辞めりゃいいやって思ってた。

でもいざ入学して学校が始まると、勉強と寮生活がめんどくさくて辞めたあとのことばっかり考えてたけど、でもやっぱり友達とかも欲しくなって、せっかくだから楽しく過ごしたいっていう欲も出てきた。なのでやりたいことは一通りやった。多少衝突することもあったけど今思えばどうでもいいことだと思える程度の衝突なので気にしない。

何の意欲もなく、特徴がなく、故に自信もない方にこそ

在学中の思い出は暇つぶしに入った部活動が楽しくなっちゃって土日も学校行って部室で過ごしたこと。部室でひとりぼっちの日もあったけど、気にならないくらい楽しかった。

北星は、部活にしろ何にしろ、ある程度の意欲さえあれば挑戦するチャンスと環境は与えてくれるような場所な気がする。

卒業した今は全国転勤を繰り返す会社員をやっている。相変わらず出世もせず目立たない平社員をやっている。

北星余市はどうしても、メディアの影響もあり、ヤンキーやいじめられっ子が行く場所という世間の認識度は高いし現にそうだ。けど、自分みたいに同級生からも忘れられてもおかしくないような「目立たない奴」だっているし、いてもいい学校だと思う。何にも無くたっていい。友達もいて、勉強も人並みに出来て、非行にも走らず、かといって何かに秀でた特徴があるわけじゃない。そんな人が北星余市に通っちゃいけない理由や決まりなんて無い。何も無いなら卒業式を迎えるまでに何か得れればそれで充分儲けもんだと思う。

世の中にはいろいろな人がいて、いろいろな人がいるからこそ自分の何も無さにコンプレックスや焦りを感じたりする。誤解を恐れずに言わせてもらえらば、むしろバキバキにいじめてくれた方が「いじめが原因で中学校に1日も登校してない不登校児」という特徴がつくことに羨ましさすら感じる時も正直ある。けど「自分には【何も無い】がある!」ぐらいの気持ちで過ごしていても誰も責めてはこないということを社会に出て知った。

何の意欲もなく、特徴がなく、故に自信もない方にこそ、北星余市で「きっかけ」を探してみたらいいんじゃないかと思う。

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