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2019年5月1日

「北星学園余市高等学校の 2019 年度生徒総数(5 月 1 日)について」を受けて

北星学園余市高等学校
校長 平野 純生

 日頃より本校教育にご理解ご協力をいただきありがとうございます。

 2016年度に北星学園理事会が決定した存続条件は「生徒総数 210 人以上(1年次入学者70人以上)、1学年2クラス以上を確保していること」というものでした。

 おかげさまで、2019年5月1日現在、生徒総数227人、1年次入学者76人となり、条件を達成することができました。

 こうした状況を受け、私たちの母体である北星学園から『北星学園余市高等学校の 2019 年度生徒総数(5 月1日)について』という文書が発表され「余市高校を維持する取組みを進めてまいります」という発表がありました。

 3年目の条件が達成できたことに感謝と大きな喜びを感じております。

 2015年12月にメディアで本校の存続危機が報じられて以降、北星学園が募集停止の決定を撤回、再検討し、2016年9月に3ヶ年にわたる条件を設定するに至ったのも、その条件を達成することができたのも、3年という長い期間を通じて、みなさんの応援があり成し得たことです。たくさんの皆様に支えられ、今日を迎えることができました。

 本校教育にご理解をいただいた皆様、地域の皆様、繋がりをもたせていただいている諸団体の皆様、善意ある報道各社の皆様、在校生、寮下宿管理人、卒業生、PTA、卒業生の保護者、祈ってくださった皆様、こうして今この文を読み関心を持っていただいている皆様のおかげです。言葉では表しきれない感謝を覚えております。誠にありがとうございます。

 今後に関して北星学園は「2021 年度以降の生徒募集の取扱いについては、生徒募集状況及び収支状況等の諸状況を勘案して改めて検討することとしています」と発表しております。募集停止の意向を持った具体的な条件設定はなくなったものの、財政状況によって存在が左右され、生徒数規模が教育内容に影響を及ぼします。

 世の中には、己の過去を否定し、今に豊かさも満足も感じず、未来に絶望を覚えている子ども、そうした子どもたちを支える親御さんたちがいます。欠席日数や年齢や過去の経歴を問わず、子どもたちの未来にかける思いを大切にし、地域住民の方に寮下宿を運営して子どもたちの生活を見ていただき、学校と地域住民と保護者の三者で子どもの成長を見守り、人との関わりの中で生きる力を蘇らせる、日本でも稀な高校として、私たちは細々とでいいから存在し続けていきたいと考えております。そのために、教育内容の充実と生徒募集活動を通じて、この教育の灯を絶やさぬように、今後も不断の努力を欠かさず尽力してまいります。

<皆様へのお願い>

 昨年度の繰り返しになりますが、皆様が、従来、FacebookやTwitter等で本校の情報をシェア、リツイートしてくださったことはとても影響が大きく、今後とも応援の気持ちを乗せてシェアボタン、リツイートボタンをクリックしていただければ、本当にありがたく思います。繋がりを持たせていただいている諸団体の皆様、報道各社の皆様におかれましても、今後とも本校教育の特徴をご理解いただき、必要とされる方に本校の存在をお伝えいただければ大変嬉しく思います。

 私たちは北星学園内の一高校であり、高校は子ども達のための場所でありますが、皆様の力添えあって存在できるものであり、つまり、皆様と共につくり上げられている学校であると感じております。

 ぜひ、本校が子どもたちの希望をつなぐ存在であり続けられますようご協力のほど、よろしくお願いいたします。

 そして、なにより、どうか今後とも私たちの存在を頭の片隅におき、忘れないでいただければ幸いに存じます。

 

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