理念や指導方針

教員はいま

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今日は札幌市内の私立高校さんにお邪魔してお時間をいただきました。去年の暮れ、その高校から転校して来た生徒がいたので「がんばってますよー!」という近況報告に。

高校が高校に訪問するなんて、ね。いわゆるプライドみたいなのってあるじゃないですか。失礼になるというか。自分たちが持っていけなかった子の近況報告を聞くとかあまりいい気分しないものかな、、、とか「うまくいかない子がいる前提で生徒募集に来てる?」とか不愉快な思いをさせたら申し訳ないなぁ、、と思いながら今までしていなかったのですが。

けど、今日お邪魔した高校の教頭先生、すごく素敵でした。「私たちももっていってあげたかったけれど、うまくいかなくって。でも、そっちでそうやって頑張ってくれているならよかった」って本当に嬉しそうにお話をしてくれました。

「なんか、中学校の頃から重たいものを引きずっていて、その状態で高校に入学して。高校からは心機一転頑張ろうと思ったみたいですけれど、同じやり方だったからうまくいかなかったんでしょうね。こちらの高校では、あの子にとってはそういうことを学ばせてもらったんでしょう。だから、うちでは違うやり方を今試していて、それがうまくいってる」

「そうですね、育ちとか学びってそういうもんですよね。時間をかけて経験して成長していく」

「ですね、そうやって過去の経験をどう活かしていくか、人生ってそういうもんだっていう経験が若いうちにできたら強いですよね。だから、先生たちがやってくださったことを引き継いでやらせてもらっている感覚です」

「残念ながらうまくいかない子もいる。けれど、それで終わり、っていうんじゃなくって、そこから次に繋げてあげて、そこで過去を生かして次に向かって進んでくれることが大事ですよね」

なんてやりとり。

送ってあげているとか預かってやったとか、そういうんじゃなくって、その子その子の育ちに必要なものがお互いにあって、それが繋がって、今があるみたいな、そんな感覚をその先生と共有させてもらえてハッピーな気持ちになりました。

それとは別に。

現在中学校3年生で来年受験したいかも、、、って思っている親御さんから

「こどもが、余市高校に行ったら今の自分(不登校で引きこもりでコミュ障?)を変えることができるかもしれないし、、、だから、無くなってしまったら行く場所がなくなるから困る、と言っていた。」

という内容のメールもいただいて。

ああ、そういう人たちのためにも頑張ってこの学校を存続に導かないと・・・その子にとっては、ここは希望の場所なんだろうな、、、と改めて。

なんか、ハッピーな気持ちと同時にがんばろーという気持ちになった1日でした。

(田中)

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