入試について
本校では年度途中の転入を1年生と2年生に限って受け付けております。毎年、30名ほどの生徒が転入してきます。
「まずは地元の高校で挑戦したい」「通信制高校で自律して高校生活を送りたい」という理由で高校生活を始めたものの、さまざまな理由で学校を続けられない状況に至ってしまったという相談も数多く寄せられます。本校では、「欠席日数や問題行動等により今の学校にいることができなくなった」「進学校や部活動の推薦で進んだが疲れてしまった」「今の生活環境を変える必要がある」などの理由です。
年度の途中から入学することは「途中から入った自分に友達は出来るのか?」「勉強についていけるのか?」といった不安もあると思います。大人ですら、新しい環境に入っていくこと、そして、もう失敗はできないというプレッシャーを抱えながら、一度失敗してしまったことに再度挑戦することは、大変な不安を覚えます。まして、子供たちであればなおさらです。しかし、自らの意思で選んだほぼ全員が、その不安をものともせずに、新たな環境で高校生活を歩んでいます。今いる生徒達も自分たちの仲間が増えることを心待ちにしていて、「次はどんな子がくるの?」と楽しみにしているほどです。そして、私たちはそこであきらめてほしくないと思っています。子供たちには数十年の未来と無限の可能性が秘められています。そういった子供たちを本校では年度途中でも受け入れたいと思っています。
様々な経験をした全国からあつまる生徒集団の中で、苦しみ、悩み、喜び、楽しみを分かち合いながら送る高校生活、ふと振り返ったときに成長を感じる高校生活を送ってみませんか。心通う人間関係の中で、一生に一度の高校生活を送ってみませんか。
それぞれの学校にはそれぞれの考え方とルールがあります。そこにあわなかった子ども達が、その高校におれなくなることはあるでしょう。しかし、問題はそのおれなくなった高校を出た後、どうするかということです。社会で生きるために必要な力を養う機会を、多くの子ども達が必要としています。それは若者支援をされている方が口を揃えておっしゃることです。 定時制や通信制でもいいでしょう。とにかく私たちは、朝から夕方まで学校に通い、友達を作り、さまざまな活動をし、たくさんの人の中で悩み苦しみ、たくさんの人に支えられ喜び楽しむ中で、年輪のように重ねる時間を、子ども達に過ごしてほしいと思っています。 また「苦しい環境の中でそれに耐えながら忍耐力を養う」「どんな状況であっても、なによりも始めたことをやり通すことが大切」という考え方もあります。それはそれで大切な場合もあります。しかし、そうして耐え忍び、高校卒業の資格を取ることだけを目標に、ただ時間が過ぎることを待つようにして過ごしている高校生も少なからずいます。私たちは、そういう子ども達に、一生に一度のかけがえのない高校生活を輝かしい時間にしてもらいたいと思っています。
様々な経験をした全国からあつまる生徒集団の中で、苦しみ、悩み、喜び、楽しみを分かち合いながら送る高校生活、ふと振り返ったときに成長を感じる高校生活を送ってみませんか。心通う人間関係の中で、一生に一度の高校生活を送ってみませんか。
入学するしないにかかわらず、 いつでもご相談ください。動いてみることでなにか見えてくることがあるかもしれません。様々なことがわからず不安を感じると思いますが、そのようなときは本校教頭まで一度お電話(電話番号:0135-23-2165)ください。
要項やよくある質問をまとめたPDFを下記に掲載してあります。
【本人が記入・準備するもの】
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【在学高校で記入・発行するもの】
※上記書類の中で在学高校が発行するものは、本校へ送付願います。 |
試験方法
転入学を検討するにあたってのよくある質問
A.北海道余市町にある全日制普通科の高校です。全校生200名程度の小さな学校です。
開校は1965年。1987年から不登校、非行、高校中退等、様々な経験をした子ども達を受け入れてきました。
A.転入試験は随時実施しています。1年生と2年生のみ受け付けております。
本人・保護者の方と打合わせをして、お互いの都合のあう日程で試験を実施します。
A.1年生と2年生を受け付けております。
制度上、時期や取得単位数などいくつかの転入条件があります。お子さんの状況に合わせてご説明しますので、お電話でお問合せください。
A.こちらも詳細はお電話で。ただ、これまでの事例では、現在籍校での欠席日数が多いことで転入できなかったという生徒はほとんどおりません。
A.以下のような流れとなります。
※【在学高校で記入・発行するもの】は、原則、現在籍校から送っていただきます。
A.合否判定は受験日の翌日に行い、合格した場合その日から登校することが可能です。
なお、金曜日に受験した場合は、土日をはさんでの合否判定となりますので、ご注意ください。
A.本校の生徒が寄宿している寮下宿は、町民の方が開いている民間下宿です。もちろん教育活動における日々の連携はとっていますが、学校が運営しているというわけではありません。したがって、寄宿する寮下宿を決めるにあたっては、本人・保護者と寮下宿の間で契約をすることになります。
寮下宿選びに際しては、基本的にはご自身で自分に合う寮下宿をインターネットで調べたり、お電話で相談して話を聞いたり、直接見学したりして決めていただくことになります。
しかし、20件以上の下宿があって全てをあたるわけにもいかないし、どこがどういう雰囲気の下宿か、空室はあるのか、見学するといっても地理的な感覚や移動手段がわからない等、様々な疑問があると思います。
そういったこともあって、下宿見学の前にいったん学校に来ていただいて、本校教員からアドバイスをうけることも可能で、実際はそうして見学する方がほとんどです。
なお、希望する寮下宿が決まりましたら、その旨を当該寮下宿にお伝えください。
A.原則、合格となり、入学が決まり次第です。
A.試験は、面接官の関係上、放課後(午後の時間帯)に行います。試験はトータル2時間程度かかります。
前泊される方、午前中に到着できる方は、試験前に一度学校に来て、学校見学をしたり、下宿見学にあたっての相談を受け下宿見学に行かれる方が多いです。試験時間ギリギリに到着される方は、試験後、夕方の時間帯に下宿見学をします。もちろん、過去に下宿見学をしたことのある方は、あえて下宿見学をする必要はありません。
翌日は8:50までに本校事務室に来ていただきます。合格となりましたら、基本的に本人はその日から登校します。保護者の方は、その場で入学手続き等の諸連絡を受けます。なお、本人はこの日から下宿生活が始まります。
A.お電話でお問合せください。あきらめずに子どもの未来を追求しましょう。
A.詳しくはお電話、またはホームページの入学金と授業料に関するページをご覧下さい。学費と寮下宿費に分けて考えるとわかりやすいです。また、各種補助制度や奨学金(ページはこちら)もあります。
※その他、気になることはなんでもお気軽にお電話でご質問ください。
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