理念や指導方針

生活指導

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分けません。トータルに見守ります。

本校において、子どもたちの成長は、授業のみでなく、放課後活動、寮下宿生活、地域との関わりなど、生活に存在するあらゆる場面、あらゆる機会を通じて展開されていきます。

人生はひと続きの道。学校や職場、家庭、友人関係、それぞれの場面で起こった出来事が、他の場面に影響し、生き方が作られていきます。

本校ではあらゆる場面を通じて、昼間は学校、夜は寮下宿で、寮下宿の管理人さん、保護者の方と連携しながら、子供たちの生活をまるごとみていきます。

集団で個が育つ。個が集団で引き出される。活かされる。
集団もまた育つ。
その育った集団で再び個が育つ。

そんなサイクルで3年間が繰り返されていきます。生きている上で、人が気付きを与えてもらったり、変化のきっかけを与えてもらうのは「自分以外」からが多いはず。他人であったり、出来事や経験であったり、見聞きしたことであったり。

だから、私たちは、クラス、部活動、寮下宿、課外活動といった他者の存在する集団、しかも多岐にわたる集団を良質な状態に保つことを大切にしてます。

そこで起きた出来事、経験を通じて、感じ、考え、体現しながら、子供達は成長していきます。私たち学校や寮下宿では、個の育ちを見守ります。子供達同士もまた成長を見守りあいます。

そうして、一人ひとり個が育っていくと、集団もより良質なものと変化し、それに応じる形で再び個も育っていくことになります。

場を生かし、我々大人やすでに成長した先輩たち、友人に支えられながらの3年間です。


親元から離れてこそ、見えてくるものがあります。

本校には、日本各地から若者が集まって来ています。約7割が道外生です。
道内遠隔地出身生も加えると、8割近くの生徒が下宿生活を送っていることになります。
本校と提携して、本校生のみを受け入れてくれている、寮・下宿が17軒あり、全て、余市町民の方々による民間経営です。つまり、地域によって支えられている学校とも言えます。


年令も出身も学年も、更には、ここに来るまでの過去も

年令も出身も学年も、ここに来るまでの過去も、背景が様々に違う若者達が「北星余市」に集まります。高校生活を求めて来たという一点で出会い、寝食を共にするのです。寮下宿のおじさんやおばさん達(管理人)は、浜育ちで昔かたぎの人が多かったりして、自分の子育ての時と同じように、人間としての当たり前の作法を要求してきます。そして、縁あって預かった子供達(下宿生)をなんとか卒業まで辿り着かせたいと必死になってくれます。

 

ここでは、自分の好き勝手に振る舞っていた地元での、我が家でのような生活はありません。しかし、それ以上に大切な、人と人との関わり方を、身をもって学ばされます。共通の目的のもとに、同じ空気を吸い、同じ釜の飯を食い同じ時間を共有する仲間の存在を意識するようになるのです。

 

そして、親のこと、家族のこと、家のこと、これまで身近にあったものが、離れてこそ見えてくる、その存在かが伝わってくることにも気づきます。

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ホームルーム指導を大切にします。

縁あって同じクラス、同じ学年で巡り合うことになった若者によって作り出される集団を基本にし、そこで繰り広げられる様々な出来事を通して、集団としても、一個の人間としても、互いに成長しあうことを教育活動の中心に据えています。

学校行事に積極的に取り組む理由もそこにあります。たった一人で机にかじりついて勉強するだけでは深まらない、人間としての知恵は、人と人との関わりの中でこそ養われるもので、特に、行事に取り組む過程には素晴らしい教育的材料があると考えます。この考え方は、現在の多くの高校の流れとは逆行するものかもしれません。

 

本校のこの指導姿勢は、おのずと、活発な生徒会活動を生み出しています。

 

全校生による投票で選ばれた12名の執行部により、多彩な行事やイベントが企画実行され、活気のある学校生活が展開されています。

 

名物行事は、5月の1年研修会を皮切りに、強歩遠足、弁論大会、スポーツ大会、学園祭等々、年間を通して散りばめられており、その時々に見せる生徒の表情は「今、青春を生きている」証のようにも見えます。
更に、日常的な生活改善運動はもちろん、親の経済負担を真剣に考えた私学助成署名運動など、全校生を牽引する指導性を発揮しています。

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