経験を豊かにする、イベントや取り組み 2019.7.2

あおぞら教室「ドローン講座」をのぞいてみようー!

近頃は各所でドローンが使われていますね。みんな慣れないドローン操作を楽しんだり、悪戦苦闘していたり、、

今堀 浩

あおぞら教室の一つに「ドローン」があります。
この講座で使うドローンは、ちっちゃくてかわいい「tello」という機体です。
重さはわずか80g! 長さと幅はそれぞれ約10cm。ほんとに手のひらサイズの機体なんです。そのため、宙返りなんかもできるんです。

ドローン写真1
さて、今回3回の講座にそれぞれ5人の枠でしたが、おかげさまで満員御礼で講座のスタートです。
2回目の講座が、生徒ばかりの回だったのでそのときの写真や動画をご紹介します。
ドローン写真2のコピー2
ドローン写真3のコピー
ドローン写真4のコピー
まず前半は、プログラミングによる飛行体験。
【 離陸 → 50cm前進 → 宙返り2回 → 右回り360度 → 50cm後退 → 着陸 】
というようにコマンドを組み合わせて、その通りに動かしてみるというものです。
「3m先のゴールに向かって進めたい。でも、途中に障害物があって、それを避けながら進めなければいけない場合、どのようにコマンドを組んでいけばいいか」というようなものです。このプログラミングで、障害物競走なんかをしてもおもしろいかもしれません。

さて、ここまではまだドローンが起動してません。今回の参加者のほとんどの方は、初めてドローンを見るという方でした。そのため、初めてのドローン操作は、このプログラムを実行する時になります。
いよいよ実際に起動。そして離陸。プロペラが風を切る音が意外と大きく、すぐ側にいると離陸時の風を感じることもできます。こんな小さな機体なのに、離陸するときには結構パワーが必要なんだということもわかります。
telloが宙返りをするときには、毎回「おおっ!」という感嘆の声があがります。なにせ、目の高さで『ぐるん』と宙返りをするのですから、自分でコマンドを組んでいるにも関わらずびっくりします。

コマンドによる飛行体験が終わると、いよいよ自分で操作する時間です。
iPad miniがリモコンになります。

最初はこわごわと動かしている生徒達も、数分もすると感覚をつかんで好きなように飛ばします。体育館のあちこちから、5機のブーンという飛行音が聞こえてきます。
「机の下くぐらせてみてよ!」というと、挑戦してくれました。彼も、今日が初ドローンです。

講師の長岡先生にアドバイスをもらい操作をしている向こうで、総合講座のドローンを受講している3年生がいました。
彼女はもう手慣れています。動画撮影をしていたのでのぞいてみました。撮った映像がこちらです。

最後は1列に並んで体育館の向こうまで飛ばして、また戻るという操作をしてみました。
そして、着陸。なんと手のひらから離陸させたり、手のひらに着陸させることもできます。

わずか40分の講座でしたが、楽しんでくれたようです。

さて、ドローン。今は主に撮影に使われていますが、最近では農業に利用されたり、地震等の災害時に被災状況の把握や、取り残された人がいないかの捜索にも活用されています。屋内で飛ばすだけなら問題はないのですが、屋外でドローンを飛ばすには資格が必要になります。ドローンパイロットを増やす機会にしたい、ドローンに触れる機会がまだまだ少ないので触れてほしいという思いで、長岡先生がこの講座を担当してくれました。

講座修了後、さっそく「夏休みバイトしてお金貯めてドローン買いたい」という生徒もいました。
今回のドローンは「トイドローン」というおもちゃ感覚で遊べるものですが、これをきっかけにこれから広がっていくと考えられるドローンの活用に関心を持ってもらえたらと思います。
後期のあおぞら教室でもドローン講座を開講する予定です。
興味を持った方、ぜひ参加してくださいね。

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