みんなで創りあげる、学校行事 2021.4.10

第57回 入学式が行われました

春らしい暖かな日。
57名の新入生が、北星余市の生徒となりました。

今堀 浩

昨日は雪の降った余市。一転して今日は春らしい暖かな一日でした。

4月10日(土)。ここ北星学園余市高等学校では、第57回入学式が行われました。

朝9時過ぎ。玄関や受付には、生徒会執行部のメンバーがPTAと一緒にお出迎え。教室への案内や新入生への声かけをしてくれました。

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教室では,ちょっと早めに来た生徒と新しく担任となった成田先生が顔合わせ。「ちょっと写真撮りたいから、それとなく近寄ってー」と声をかけると…。いい写真が撮れました!

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そうこうしているうちに、出席確認の10時になりました。新しい出席簿を持って、新担任が教室に向かいます。

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A組は中村希絵子先生。初の学年主任の役割も担います。

B組は成田健太郎先生。初めての担任で、少々緊張気味。

教室ではこんな感じで始めての顔合わせが行われていました。

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10時30分より、入学式の始まりです。北星余市高校はキリスト教主義の学校なので、式典はすべて礼拝形式で執り行われます。ですので、歌う歌は讃美歌、お話は宗教主任の聖書朗読と校長の式辞という形で進みます。

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この北星余市に入学してくれたみなさんは、宗教主任の塩見先生の言葉を借りていえば「神様に呼ばれて、ここに集まった」新入生です。これからの学校生活で、楽しいことやしんどいこと、上手くいかないことや挑戦してみたらできたという経験などなど、色んな出来事や経験が待っているはずです。そして、それを支えてくれる先輩や下宿の管理人、同級生、先生達との関わりからも成長がはかれるはずです。そのような環境にたどり着くことは神の導きだということなのでしょう。聖書にも「求めなさい。そうすれば、与えられる。探しなさい。そうすれば、開かれる(マタイ6.7)」という言葉があります。きっと、新入生のみなさんにとって自分の個性が活かされる場所を探して、ここ北星余市にたどり着いたのだと思います。ぜひ、色んな経験と成長を感じてほしいです。

そして、新入生代表のあいさつ。今蒼太くんが次のようにあいさつをしてくれました。

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雪解けも進み、春の温かさを感じる季節となりました。
僕達は今日、この北星学園余市高等学校に入学します。
僕は小・中学校は人並みに通っていたのですが、中学3年生になってから
なぜ皆同じ型にはまらないといけないのか?と疑問を持ち始めました。
人はそれぞれ個性があるのにそれを発揮する機会があまりないのがおかしいと
思っていました。人それぞれもっと良さがあるのに、同じ型にはまり個性が潰されてしまうのがもったいないと思います。
個性を尊重することでもっと人の良さに気づく事が出来ると思います。
この北星学園余市高等学校の先生方は生徒の個性だったりやってみたい事を尊重しているのがすごく素晴らしいと思います。
個性を大事にするこの学校で人の良い所をたくさん見つけていきたいと思います。
僕はこの学校に入学してたくさんの人と関わっていきたいと思っています。
今まで、いろんな県の人達と接する機会が無かったので、全国から生徒が集まる
この学校で生活することはとても楽しみです。
僕の行っていた小・中学校は全校で2〜30人しか居なかったので、200人近くいるこの学校で生活し、たくさんの人と関わり、仲良くなったり、色々な経験をしていきたいです。
また、学校祭や体育祭などの行事でしっかりクラスの皆や学校の皆と団結し、楽しい思い出に出来るように頑張りたいです。
楽しみな事も多いですが正直不安な事だったり分からない事もたくさんあります。
なので、先輩方、先生方ご指導宜しくお願いします。
       
           2021年 4月10日 第五十七期 新入生代表 今蒼太

 

続いて、在校生からの歓迎の言葉です。生徒会長の中川智嵩くんです。

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まずは新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。
多分新入生のみんなは今不安でいっぱいだと思います。
うまくやって行けるのかなーとか、前の学校みたいになったらどうしようとか。
僕も最初は不安しかなかったです。
この学校に入る前、僕は鳶職で重たい鉄の塊を毎日担いでいました。
まともに学校に行ってなかったので、全く社会に馴染めず
人間関係でギクシャクして精神的にも、身体的にもズタボロでした。
そんな時に僕の父親が「鉄持つより、ペン持った方が楽じゃない?」と高校の話をしてきました。
ここで変われなかったら一生このままだと思って、入学を決意しました。
新入生のみんなも色んな辛い過去があったりしてここに来てると思います。
この学校はむしろそういう人の方が多いです。
不登校だった人、ヤンチャしてた人、一度社会に出た人、色んな人がいます。
だからこそこの学校は良いと思うし、その中での3年間は一生忘れられない思い出になると思います。
ここでの3年間、思いっきり楽しんでください。
55期前期生徒会長 中川智嵩

歓迎の言葉の後は、生徒会執行部メンバーの紹介とあいさつがありました。出身や寮下宿も含めて自己紹介しました。「あの先輩、自分と同じ下宿だ」とか、「出身地近いな」が感じてもらえたら嬉しいです。そこから新しい関係が始まって、そして広がっていくことを願います。

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この後、生徒会執行部と教員による歌を新入生に送りました。校歌と嵐です。

最後に讃美歌とお祈りで、入学式が終わりました。


1年生の集合写真を撮影しました。保護者だけでなく、執行部メンバーもスマホを手に撮影していました。

 

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【おまけ】

4月9日(金)のスナップです。入学式準備と4月12日(月)に行われる対面式の準備を頑張る執行部です。

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そして、新入生を迎える準備中の担任の様子です。

1年担任の中村先生と成田先生

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2年担任の菊地先生と菅野先生です。

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さ! 来週から本格的にスタート。

コロナの影響がこれ以上出ませんように! みんなで2021年度の高校生活を送ることができますように!

 

 

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