経験を豊かにする、イベントや取り組み 2017.12.18

生き方についての進路、考えてみましょー。

それぞれに色んな生き方があります。生きやすさって何だろう?

みなさん、こんにちは。
北海道なので当たり前ですが、とっても雪が降っています、本当にありきたりな表現ですが、シンシンと降り積もっているわけです。
そんな中、移り住んで3年になる私ですが、未だに長靴や冬靴(こっちに来て初めて聞きました)を買ったことがありません。頑なに、普通のスニーカーで歩いています。そして、その姿を先生に見られるたびに「え、長靴履かないの?!」「それじゃあ滑るでしょ~」「寒くないの?」と、毎回言われます。。
もちろん、寒いし滑りますが、欲しいと思う長靴がない、、そして、長靴じゃなくてもそこまで困っていない。というわけで、今年の冬もスニーカーで頑張ります!


さて、もう1ヶ月前になってしまうのですが、1年生に向けて進路ガイダンスが行われました。
1年生のうちから、卒業後のことを考えておいた方がいい、色んな選択肢があることを知っておいた方がいいということで、行われました。
講師で来てくれたのは、週に1回イングリッシュカフェをやってくれていたり、総合講座の授業にも来てくれている伊藤先生(通称ひねさん)です。
私も仲良くさせてもらっているのですが、この人なかなかおもしろい!
ひねさんから、当日の原稿をお借りして、その中から文章をいくつか抜粋しながらお伝えしますね。


ひねさんは、中学時生の時に、学校にある様々なルールに違和感を感じていました。でも、そのいくつかの疑問を持つことも許されない空気だったそう。
私も中学時代に色々と疑問も持っている1人だったので、何となく分かる気がします。「みんな何も言わずにやっているから言っちゃいけないんだな」と思ったりしていました。

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そして、進路の時期になりアメリカの高校に留学する話が舞い込んできて、知らない所で知らない人たちと過ごす生活に期待に胸を膨らませ、そのままアメリカに。。
この行動力すごいです。でも、ひねさんからしたら楽しみや期待の方が大きくて、きっと「1人で大丈夫かな?」「海外ってなんだか怖いな」などの気持ちは多少あったとしても、さほど気にする事ではなかったのでしょう。人は自分のやりたいことや、それが想像ついたとき、どうしようもなくワクワクした時、不安や恐れといった気持ちは飛び越えたものがあるのでしょう。私自身もそうでした。東京からこの北海道に来る時に周りに「北海道なんて遠いよ」「本当にやっていけるの?」と言われたりしました。
しかし、そんなことは全く気にならず、「行きたい!!」という気持ちが強くあったのを思い出しました。

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そんなひねさんも初めから英語が出来たわけではないので、それがストレスになったり、日本語が恋しくて読みたくなったそう。
上の写真にある、ビオフェルミン。この説明書を読んだりしていたそうです(笑)ビオフェルミンについて、詳しくなりそう(笑)
そして、自分の好きな美術の授業をキッカケに友達が出来るようになり、映画の話や、古着屋さんを一緒に巡ったりしていく中で、英語を学んでいきました。

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そして、地元の大阪に戻り、その当時大阪で一番面白い場所はアメリカ村だと思ったひねさん。住人にならなきゃ本当の楽しさは分からないと思い、アメリカ村の洋服屋さんで働く事に。その後も違う仕事をしたりしながらも、新たなる土地へ・・・
思い浮かんだ、東京、パリ、ロンドン、ニューヨークの中から彼女が選んだのは、ニューヨークでした。行くのであれば、より遠くへ。
海外は遠くて怖いと思っている私からしたら、選択肢に海外が入っているだけで、もう凄いなぁと思ってしまいますが、きっと海外だからとか、日本だからとか、関係ないのかもしれませんね。

ニューヨークに10年ほど住み、むこうで出会った余市出身の方と結婚し出産。
そのまま、ニューヨークに住もうかなぁと思いつつも、綺麗な水も空気も、遊べる自然も、安心な食べ物も、信頼できる教育まで、お金さえあれば情報も選択も手に入る消費社会に嫌気がさし、余市に住むことに。

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今も足りない部分などはあるそうですが、足りない物は自分で作り出すか、常に自分の意見を言い続けて、何かしらの変化を目指すかすればいいと考えているそうです。
確かにそうですね。現状を嘆いて何もしないのではなく、自ら発信して動くこと。大事ですよね。

そして、最後に生徒達にこんなメッセージを残して進路ガイダンスは終わりました。
「北星の子のほとんどは道外から来ているから、すでに色んなカルチャーショックに県をまたいであったと思う。北星に来ただけで、一つ今までとは違う世界と接して、実は一回り視野が広くなってるはず。せっかくだから、ここで更に色んな人と話してみるとか、色んな活動に参加してみるとか。それも、ちらっと関わるとかじゃなくて、積極的にどっぷりと関わってみるとか、そうやって過ごしてみることをおすすめします。よく、知らない人と関わるって恥ずかしいとか、何か失敗するんじゃないかとか、その気持ちは痛いほど分かるけど、本人が思ってるほど人の失敗って、人の頭には残らないんじゃないかな。やらない後悔の方が大きいと思う。」
「人ってその全人格を一人の人に見せれるわけじゃなくて、別にそうしようと思ってなくても自分の中のこの部分をこの人に見せて、この部分をこの人に見せるっていうように受け取り手が違えば、見せてる自分も変わってくると思う。よりたくさんの人、より自分とは違った背景の人に会うってことは、どんどん違った自分が引き出せるわけで、自分の可能性が広がっていって、生きやすくなる何よりの方法なんじゃないかなと思います。可能性を広げて、将来自分の住む所を自分で決めて生きる生き方を、実は楽な生き方としてお知らせしてみました。」

本当にそうですね。せっかく、ここに居るのですからどっぷりと何かにチャレンジしてみてほしいと思います。それは、何も大きいことではなくても、小さいことでもいいと思います。自分で決めて実行する。それが大事だと思います。ひねさんも実際に行ってみて、住んでみて分かったことや、見えてきたものがたくさんあると思います。深く知ったりやらなければ分からないこと、そうしないと見えてこないものがたくさんあるんじゃないのかな?と言いつつも、大人になると今までの経験から「こうなるんじゃないのかな?」と予想したりして、億劫になったりする私自身も居たりします。生徒に言っているようで、自分にも通ずるものがありました。うんうん。

可能性はいくらでもあります。
キッカケはいくらでもあります。
その可能性やキッカケを見逃さず、大事にしてほしいですね。

ひねさん、本当にありがとうございました!

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