良いものを拾おう、普段の様子 2017.3.6

生徒会執行部選挙間近っ!その前に、立候補予定者で集まって話をしましたよ!

4月からの生徒会執行部選挙が迫っています。立候補期間も今日まで。先週月曜日、立候補受け付け前に、立候補予定者で集まって話をしましたよ!生徒会執行部は目立てばいいってもんじゃないんです。はい。奥が深いんですよ。

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さて、これは先週月曜日のお話です。

生活改善運動絶賛推進中の後期生徒会執行部も、次年度に向けた前期生徒会執行部の立候補期間が始まっています。先週月曜日はその立候補希望者を集めての、2学年のミーティングがありました。

北星余市の生徒会執行部は8つの役職があって、総勢12名で構成されています。そんな中、検討中の子も含めて、集まったのは11名。車座になって、それぞれ、なんの役職を希望しているのか、それはなぜか、なぜ生徒会執行部に立候補しようと考えているのか、今まで学校生活をどのように考え、どのように向き合いながら過ごしていたのかを順番に語っていきます。「熱く語っていきます」と言いたいところですが、決して熱くはないです。冷静と情熱の間です。

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自分が先輩にしてもらったことを後輩に返したいと思う子、自分の力を全校の取り組みに活かして同級生・後輩たちに楽しい学校生活を過ごしてもらいたいと思う子、なんかわからないけれど自分がやっていて楽しいからと思う子、動機は様々ですがそれぞれの思いを語っています。役職についても、強いこだわりのある子もいれば、役職にはこだわらず自分の持てる力を活かすことが良いと考える子、さまざまでした。でも、共通しているのは、生徒会執行部として全校を引っ張っていこうという思い、学校を楽しいものにし、良い集団を作っていきたいという思い。春からの取り組みもまた楽しみです。

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最後、今年度生徒会顧問を務めた本間先生が立候補を考えているみんなにメッセージを伝えていました。そのあとに「なんで、あれをわざわざ言ってたの?」って聞いて見ました。

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「生徒会の子らにしっかりとした意識を持ってやってもらいたいと思ってるんです。彼らの言動によって、作り上げられる学校が変わってくる。それに端を発するのは、生徒会の子たちの意識の持ち方です。それらによって、本当に全校生のエネルギーの出方が違うんです。そのためには、根本にある姿勢、考え方が大切ですよね。具体的には、なぜ生徒会に入りたいのか、そこで何をやりたいのか、何が自分にはできるのかをしっかり自覚すること。後期もやっていた子らは、後期を自己反省し(反省というと「ごめんなさい」というイメージですが、「省みる」本来の意味です)次に繋げる必要があるということ。もう少し遡って、自分が入学して1年2年の間にクラスや学年でどんな存在として何をやってきたのかを振り返る。そして、自分が生徒会になってどういうことをするのかというイメージをしっかりもって立候補することが重要だってことを伝えました」

とのこと。

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ふむ。ほんと、その通りだと思います。生徒会執行部、前面に立つ華やかさの裏には、そうした意識が詰まっている。時折、目立つことや華やかさなどの結果を得ることを目的に、立候補を希望する子もいます。わかります。けれど、それはハリボテにしかならない。本当に中身の詰まった意識と行動の結果、それが周りの人たちに受け取ってもらえ、返してもらえ、その末にそうしたものが現れてくるということなんですよね。

さ、4月からの執行部はどんなメンバーが揃うのかな。楽しみです。

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