知識を活かす、授業の様子 2017.4.25

1年B組の英語の授業のご紹介。ほんと、基礎的なことからやりますよー。

始まったばかりの1年生。B組の英語の授業の様子です。基礎的なところから、大事に進めていきますよ。

はーい、今日は1年B組で行われていた英語の授業の様子をご紹介です。

1年生のこの時期はまだ学校生活に慣れない子もいて、授業の雰囲気はそんなによくないことも多いのですが、、、、なんだろ、この日の1年B組は健康的な空気が流れてたなぁ。

IMG_1480

授業を担当するのは中村先生。山と海をこよなく愛する先生です。遭難しても塚原先生がいれば生還できそうですが、この中村先生がいれば、確率はかなりぐっと上がるくらいです。

IMG_1483

IMG_1489

今日は何を教えてたの?と聞いたら、数字だそう。英語の数字を1から紹介です。

「ええ?そんなところから?」

はい、そのくらい基礎からやり直しをしていきます。中学校時代、学校や勉強に気持ちが向かなかった子たちも多く来ていますから。中には小学校から学校に行っていなかった子もいます。そうした子たちには必要ですよね。

IMG_1495

ちょっとファイルを覗かせてもらったら、こんな感じ。北星余市の英語の授業は、オーラル(英会話表現)と文法に分けて行ってます。こっちは、オーラルのほう。

IMG_1492

IMG_1494

オーラルはね、もう理屈抜きで、表現として覚えちゃおう〜って感じの授業です。

IMG_1487

授業を邪魔しちゃいけないと思って、こーーーっそり写真を撮って回ってたら「隠し撮りを隠し撮り!」といって隠し撮りされそうだったので、隠し撮りを隠し撮りしている子をガチで撮ってあげました。ふふふ。

ところで、そんな基礎から勉強を始める北星余市ですが、「あまり基礎からやりすぎると卒業時の進路は大丈夫なんですか?」って質問をよく受けます。

例年、4年制大学には30%程度、専門学校を入れると7割くらいの生徒たちが進学をしています。ですので、こういう基礎から大切に3年間がんばれば、それなりの進路をつかめます。

ちなみに、面白いのが、卒業後、いきなり海外に飛び立ってしまう子。「なんか、日本の学校はあわなさそー」とか「英語を使えるようになりたいー」って子たちです。

英語って実は体育みたいなもんなんですよね。サッカーだって、どんなスポーツだって、何度も何度も繰り返し練習するじゃないですか。そして、やたらめった練習しても効率が良くないので、理論も交えながらやっていきますよね。あれと一緒。

ちなみに、私は英語科の教員ですが、仕事のしすぎで使っていなかったら、すっかり錆びてしまいました。使ったもんがち、使わなかったら錆びる。あ、、、私の定着具合が中途半端だったという話もありますけど、汗

目と耳と口を使って、たくさん練習して、体に染み込ませたもん勝ちです。当たり前ですけど、英語を母国語としている国の人たちは、みんな英語話せてるじゃないですか。だから、勉強できるできないは関係ない。要は体を使って、英語を使って、コミュニケーションをとる回数が重なれば誰でも「英語使い」の称号を得られるんです。

だから、「英語を使って何かしたい!世界を広げたい!海外の何かしらに興味ある!」なんて子は、日本の英語系の大学にいくくらいだったら、1年か2年くらい海外の語学学校に行った方がいいかもしれないんです。そのあとに、日本の大学に行って学ぶのだって全然遅くない。ってか、きちんと海外での時間を生かせれば、その方が大学生活も豊かになります。

なんか、話が少しずれた気もしますが、はい。そんなスタートしたばかりの1年B組の授業の様子でした。

1年生のみんな、がんばってなー。もう少しでGWだからねー。

 

PAGE TOP